ファンは無力だ

みなさんこんにちは。お元気ですか?ちゃんとご飯を食べれていますか?夜はしっかり眠れていますか?

 

もうこの際だからオブラートに包んで言うの止めますね。先日出た山下さんについての週刊誌の報道についてです。

この投稿は例の件の整合性を問うものではありません。私個人の意見がかなり強く書かれているので見る人によっては偏見とも取れるかもしれません。何を信じるかはご自分で判断なさって下さい。

私はスマヲタ、そしてsweetiesとして記事を書いていますが、芸能界に生きる方を応援しているすべて人に「週刊誌の報道」というものはついて回ると思っています。どこかの誰かが同じ経験をされた時、何かの役に立つかもしれないという思いで書きます。

そして自分の考えを整理するために。

 

まず、前提として私は週刊誌が大嫌いです。信用なんてしていません。それは昔、SMAPの解散報道の際に好き勝手色々なことを書かれて一方的に傷つけられた経験があるからです。

あの頃、私は必死でした。というよりSMAPのファンはみんな必死でした。

違う、そうじゃない、そんなことはありえない、もっとちゃんとSMAPを見てよって火消しをしようとしていました。でもそんなことしても無駄なんですよね。ファン以外の人は「~らしい」という噂1つあればそれで話のタネになるわけで、それが正しいか正しくないかなんてあまり気にしてないからです。それはもう「興味」の差なのでどうしたって埋めることはできません。当時は無我夢中なのでこれに気づくことはできませんでしたが。

よく分からない「関係者」が出てきて味方なんだかよく分からない上に意味の分からない証言をしていたり、連日WSにも取り上げられて本当に疲れましたし、プライベートでも職場や知人から「本当にそうなの?」と聞かれることが多く、どこにも逃げ場がありませんでした。

こちらが必死になって否定することは、火に薪を焚べるのと実は同じで、騒げば騒ぐほど火はどんどん大きくなります。これに気づいた時にはもう全て終わってしまった後でした。

 

今回のことも、報道内容は違うにしろやり口は似ていました。好きに書いて、それだけ。「こういう風に書いたら湾曲して解釈されるかもしれない」というような配慮なんてゼロです。まあ当然ですよね。彼らはそれが仕事で、いくつかの事実があれば(捏造が間にあったとしても)それでどうにでもなってしまうんですから。

 

こう考えると、我々ファンは無力です。

なにも、できることがありません。

 

いくら否定しても「報道」の力には勝てません。こっちがどれだけ反論したって、公的に情報公開できる方が強いに決まっています。

彼らはよく、「ファンのみんなのおかげ」と言ってくれます。ありがたいことです。でも、私たちにできることは本当にわずかです。

以前ブログにも書いた覚えがありますが、SMAPの解散報道が出た時はCDの購買運動が起こっていました。事実たくさんの人がCDを買っていましたし、私も買いました。署名活動をされていた方もいます。事務所に直接手紙を送った方も。でも、現実は何ひとつ良い方向には変わりませんでした。

 

これが現実なんだと思います。

我々は基本与えられたものを受け取ることしかできなくて、何かを1から変えることはできません。

こういう時、自分の好きな人が一方的に傷つけられてしまった時、守るすべをもっていません。

もしかしたら例外があるかもしれませんが、それは本当に例外です。

 

報道が出てしばらく経ちますが、8月14日現在事務所からは何の動きもありません。個人の気持ちとしては公的に否定して欲しいという思いはありますが、こうすると事務所が決めた以上、「本当」も「嘘」も全て葬られて終わるんだ思います。

 

ただ1つできることがあるとするならば、それはただ彼のことを信じることです。

 

周りに惑わされず、自分の見てきたことだけを。

 

私はずっと信じています。

 

 

sweeties2年生になりました

私事ですが、この度sweeties2年生になりました。

こちらの記事を投稿して丸1年です。早いですね。

香取慎吾のオタクが山下智久くんに陥落した話 - オタク、陥落

本日はこの1年のことを少し振り返ろうと思います。

 

まず2019年5月というと何が放送中でしたか?

はい、そうです。インハンドですね。

「なんで山Pのファンになったの?」と聞かれると自分でもこれといった理由が思い当たらず、「気づいたらここにいた」状態なので本気で困ってしまうのですが、UNLEASHEDのDVD/Blu-ray発売時期とインハンドの放送期間が被っていたことが私に大きな影響を与えたことは確かです。毎週同じ時間に好きな人の姿をドラマで見られるのはやっぱりいいですね。番宣のためにバラエティ番組にも出たりするし楽しかったです(モニタリングの正直すぎる山下さん最高でした)。

そして第23回日刊スポーツドラマグランプリでの3冠、本当におめでとうございました。山下さん云々の前に本当に純粋に面白いドラマでした。わたし、助演男優賞を受賞された濱田さんのコメントを読んだんです。

この賞を頂けて、本当にありがたく、うれしく思います。主演の山下智久さんの紐倉という難役に挑む背中を追い、菜々緒さんの強く優しい母の背中を追い、そしてスタッフの皆さんが本当にすてきな環境を整えて迎えてくれた中、自分は何が出来るだろうと考えながら臨んだ3ヶ月でした。本当にありがとうございます。最後にすいません。お願いです。紐倉先生。あなたのどんなわがままもかなえてみせるので、どうかみんなを救ってください。お願いします。何とぞよろしくお願いいたします。

濱田さんの作品に対する思いが伝わったのはもちろん、今こういう社会情勢になり、誰もが感染症という見えない敵に怯えている中、『お願いです。紐倉先生。あなたのどんなわがままもかなえてみせるので、どうかみんなを救ってください』という言葉が本当に…本当に尊いお願いで、ここに紐倉哲がいてくれればなあって思ってしまって、涙が止まりませんでした。

 

インスタグラムの公式アカウント開設も2019年でしたね。自分がハマりはじめのときにインスタグラムが開設されて新たな供給があったことは運がよかったです。長い間ずっとSNSは禁止でブログも公式webのみ、雑誌の表紙を飾ってもインターネットでは白抜きで画像が上がってたりしましたよね。1年経って少しずつ慣れてきましたが、その頃のことを考えると供給過多でまだ時折戸惑ってしまいます。でも、山下さんが言っていたように、インスタグラムは山下智久という人の名刺になったと思いますし、これまで山下さんのことは知っていても好きと明言できるほどではない といった人たちにアピールできたんではないかと思います。だって上げる写真1枚1枚の顔面偏差値がレベチすぎますし…あの日転がり落ちたミニトマトに私はなりたい……(何を言うてんの?)

 

そしてTHE HEAD出演の情報が解禁され、山下さんは撮影のため約3ヶ月海外へ。FC入って意気込んでる時に日本にいないなんて想像もしていなかったですが、新しいお仕事が決まるのは何より嬉しいことです。しかも全編英語の作品!すごい!ずっと英語を勉強してきた努力の証ですね。日本不在なのは寂しかったですが、お互い地球にいたら同じ空気吸えてんのと同然だしなとかなり無理やり自分を納得させてました。予告編を見る限り、思ったよりシリアスでいかにも海外ドラマって感じがしてすごく楽しみです。

 

あとはなんと言っても亀と山P再始動ですね。カウントダウンライブでの突然の情報解禁に頭がついていけなかったことは記憶に新しいです。本来であれば、亀と山Pのツアーが私のsweetiesとしての初現場になる予定でした。正確に言えばまだ別日で調整される可能性があるので完全になくなったというわけではないのですが…。何事もなければ約束された幸せな時間がそこにあったはずなのに、それが奪われてしまったことは事実です。

中止になったのは誰のせいでもなくむしろ英断だったと思いますが、発表された時は分かってはいたけどやっぱり辛くて。この悲しみや寂しさ、怒りにも似た感情をぶつける相手がいるわけもないし、ずっと不消化のままです。

だけど、ただ現状を嘆いていても仕方ありません。「未来は僕たちの手の中にある」と紐倉は言ったけど、今はその言葉をよりリアルに感じられる気がします。これからどうなっていくかは自分たち次第。

いつかの未来、必ず現場で会いましょう。

 

以前Twitterでも同じようなことを言ったのですが、私にとってSMAPは、地層みたいに「好き」を何年もかけて積み重ねてできた自分の絶対に揺るがない地盤を作ってくれた人で、山下さんはそこに雨を降らせて緑を豊かにしてくれた人なんです。なんていうか、もう地盤は地盤で完成されたものだったので、そこに新たなものが芽生えてくるなんて想像もしていませんでした。今こうして振り返ると、豊かな緑を広げてもらったなと本当に思います。今後私が彼にどれほどのものを返せるのか分からないけれど、好きでい続けることはできます。この先も素敵な景色を一緒に見続けられますように。

 

これからもこの遅筆ブログをよろしくお願いいたします。

 

日本よ、今こそSMAPだ

いま、世界全体、そして日本国内も外出を控える動きが広まっている。

こればかりは致し方ない。自分や大切な人を守るために出来る、最もシンプルで効果的な方法だから。

社会全体として自粛ムードの中、何となくどんよりとした空気感が漂っている気がする。

 

そんなときにおすすめなのがそう、SMAPです。

 

急に話が飛躍したと思われるかもしれないけど、意外とそうでもなくて、ずっと昔からSMAPはこういう時にそばに居てくれるアイドルだった。

東日本大震災の時も、熊本地震の時も、彼らは毎週月曜22時にそこにいて、ずっと義援金の呼び掛けをしていた。時が流れて世間からの関心が薄れても、番組が終わるまでずっと。

テレビの向こう側の人だけど、こういう時にはいつもそばにいてくれていた。

それは今も同じで、例えば、SMAPが解散してから消費税が10%に増税になった。やっぱりどんよりとした空気感が漂っていたさなか、香取慎吾は「10%」というソロ曲をリリース。曲中では軽減税率のことを言っているんだろうなという歌詞があって、増税に合わせて曲をリリースしたのは明らかだった。

(増税自体の是非は置いておいて)消費税10%って萎えてたけどなんかちょっと元気出たかも って思わせてくれて、そういうエンターテインメントの力を持っている人たち。

 

それがSMAPです。

 

今日はこのブログを読んで下さっている方に2つおすすめがあります。

1つは、ライブ。『Mr.S "saikou de saikou no CONCERT TOUR" (2014年)』

もう1つは、アルバム。『SMAP AID (2011年)』

随分と前置きが長くなりましたが、本日はこの2つのコンテンツについて述べていきます。

 

まずはMr.Sから。こちらは2014年に開催されたSMAPのコンサートツアーで、図らずもSMAP最後となってしまったツアーです。このツアーの凄いところは、ズバリ、究極のエンターテインメントだということ。私はこのツアー以上のエンターテインメントは他に無いのではないだろうかとすら思っています。SMAP解散を機にジャニーズのコンサートには行っていない、いわば化石オタクなのであくまで主観ですが…。

冒頭はショートムービーが流れるのですが、映像から現実にSMAPが出てきます。もう一度言います、"映像"から"現実"にSMAPが出てきます。こればっかりは本当に見てとしか言いようがない。私はこの冒頭の演出があまりに好きすぎてここだけ繰り返し何回も見ています。

ツアーではアルバム曲も披露しているので、正直なんのこっちゃと思う方もいると思うのですが、スターが本気でパフォーマンスする姿を見ているだけで楽しいです。あと普通にヒット曲もやるので盛り上がる。

先ほど「究極のエンターテインメント」と言いましたが、それはただ歌って踊っているだけではないから。このツアーでは次に歌う曲をお客さんや某著名人が選んだり、コントもします。コントはスマスマでやっていたあのキャラクターが見られる!といったような感じです。大物芸人さんもコント内の映像で出演しています。もう盛りだくさんです。

あと個人的にライブ映像を見て欲しいもう1つの理由が、アイドル中居正広が見られるからです。今やバラエティ出演がメインですが、中居正広さん、アイドルです。本気の"アイドル・中居正広"を見てください。それだけで5億円の価値があります。

 

そして次にSMAP AID。これは2011年8月に発売されたベストアルバムです。そう、東日本大震災の年です。

SMAPに寄せられた「SMAPの曲で励まされた」というメッセージをきっかけに、「みんなを勇気づける曲」を集めたアルバムになっていて、曲はファンの人気投票で選ばれました。一緒にがんばろう!と背中を押してくれる曲ばかりです。もしそういうのが苦手な方がいらっしゃいましたら、普通のベストアルバム(SMAP 25 YEARS)が発売されていますのでそちらをどうぞ。

これらの曲たちは仕事が休めない方、外出を控えて自宅にいる方、どんな方にもそっと勇気をくれます。ライブDVDよりは手に取りやすいかと思いますので、ぜひ。

 

 

コロナが流行る少し前、2019年の年末辺りから、稲垣,草彅,香取の地上波出演が話題を呼び、「やっぱりSMAPっていいね」といったような感想をSNSで見かけたり、私の耳にも直接入ったりしていました。

私も幾度となくそう思っています。

こういう時だからこそ、「やっぱりいいね」と思える存在の力を信じたい。無くても生命の維持はできるけれど、無ければ心が死んでいく。エンターテインメントは心の栄養剤なのかなと感じています。

SMAPから心の栄養を貰ってください。すでに自分の信じる存在やエンターテインメントから栄養を貰っている皆さんも、たまには別の栄養素を取り入れてみてください。

 

心と体を元気に、また現場に行きましょう。

 

 

Mr.S “saikou de saikou no CONCERT TOUR" Blu-ray

Mr.S “saikou de saikou no CONCERT TOUR" Blu-ray

  • アーティスト:SMAP
  • 発売日: 2014/12/10
  • メディア: Blu-ray
 

 

 

 

SMAP 25 YEARS (通常仕様)

SMAP 25 YEARS (通常仕様)

  • アーティスト:SMAP
  • 発売日: 2016/12/21
  • メディア: CD
 

 




 

スマヲタとSMAPとこれから

まず久しぶりのブログがこんな重たい題材であることを先に謝ります、ごめんなさい。近年稀に見るレベルでメンブレしていましたという内容のブログです。書くことで思考が整理されるタイプのオタクなんだごめんな。

 

なんでこんなにもメンブレしてたのか自分でもよく分からなかったんです。でもようやく分かりました。

 

木村拓哉のソロアルバム発売が決定したからです。併せて仄めかされたソロライブの存在も含めて。

 

ここで誤解しないで頂きたいのは、私は別に木村が嫌いなわけではないということ。木村のことは大好きなのに、素直に100%は喜べない。

それは私が木村拓哉がまた歌を歌う時はSMAPSMAPとしてまた歌う時だと信じて疑わなかったから。

稲垣草彅香取の3人はとっくに新譜を出してるのに自担のことは棚に上げて何なの!?と思われるかもしれない。でも私が感じていたのはそういう事じゃない。

きっと私はジャニーズ事務所に所属したままソロとして新譜を出すことを受け止めきれなかったんだと思う。

もう木村拓哉は "SMAP木村拓哉" じゃなく個人としての "木村拓哉" なんだって言われているようで悲しかった。まあ事実SMAPは解散してしまっているから間違いではないんだけど、SMAPは今でもSMAPって思いが強いからただただ傷ついた。

正直SMAPが解散する前からソロ活動のことは言われていた。それでも歌に関しては5人で活動し続けてたから、ジャニーズであるうちはこれからも1人での歌手活動はしないんじゃないかって勝手に思ってた。思い返せばただの独りよがりでしかないんだけど。

人間って不思議なもので、1回気分が落ちるとどこまでも際限なく沈んで、何か小さな出来事に「まだSMAPは繋がってるんだな」とか思ったり、以前と変わらないところを見つけたり、普段はそういうことがすごく嬉しいのに全然嬉しくなくって、むしろ虚しさだけが勝ってしまっていた。

 

こんなことしたってまだSMAPは帰って来ないのにって。

 

「元SMAP」って呼ばれるのも、最初からそうだったみたいにSMAPがいない世界を生きるのも、慣れたつもりだった。

でもそんなのただのつもりでしかなかった。

 

中居にラジオで「踏ん張る」って言われたのも、木村に「話せる時が来たら話す」って言われたのも忘れてないけど、全然先が見えない中でずっと待ち続けることに突如として疲れてしまった。

 

最初に解散報道が出た時は「また数年に1回でる飛ばし記事だね」「スポーツ紙にSMAPの写真大きく載ってるから記念に買おうよ」なんて呑気にオタクみんなで話してたのに、自分たちだけでは到底太刀打ち出来ないとてつもなく黒く大きい何かにSMAPがみるみるうちに飲み込まれてしまった。何かできることをしようとCDの購買運動が起きたり署名活動もやってたけど、結局は何も変えることが出来ないままで…。周りの人から「SMAPって本当に解散するの?」って聞かれるのも辛かったし、「絶対解散しないから大丈夫だよ」って100%自信を持って言えない自分のことも大嫌いだった。

そうして地獄のようなSMAP×SMAP最終回を経てSMAPはなくなってしまった。

 

SMAPがなくなってもうじき3年が経とうとしている。その間にプラスと思える出来事もたくさんあった。でも私の傷はいつまでもぐちゃぐちゃにふやけたままで、少しもかさぶたになんてなってくれなくて、わずかな衝撃で叫んでしまいたいほどの痛みを伴ったままずっと立ちすくんでいる。

木村のソロアルバム、「Go with the Flow」は「流れに乗って前に進む」という意味が込められているらしい。彼らと私たちファンを取り巻く環境がどんどん変わってるのは分かってる。だけど私はいつまでも臆病で弱いままで、流れに乗って前に進むことは悪いことじゃないって頭のどこかでは理解してるけど、それで彼らが私の知っている彼らじゃなくなってしまうことが何よりも怖い。

だから私は木村が木村拓哉として新しい道を歩んでいくことが怖くてたまらない。

悲しみと、恐怖と。それでアルバム発売を喜べなかったんだと思う。

 

でもそんな状況を打破してくれたのはやっぱりSMAPだった。

何気なく押したiPhoneミュージックの全曲シャッフル再生、1番最初に流れてきたのがSMAPで、もう本当にどうしようもなく好きなんだなあって全身で感じた。

私は「好き」という感情はある種の呪縛だと思っていて、好きだから縛られていることは全く苦痛ではないし、どんなに悲しくて辛いことがあっても結局はまた「好き」に戻ってくるから簡単には抜け出すことができない。私にとっては好きでい続けることより嫌いになることの方がよっぽど難しい。

もう多分一生好きの呪縛からは逃れられない。

だからどんなに悲しくて痛くて辛いことがあってもそれごと全部ひっくるめて好きでいようって決めた。私は私が好きな人たちをただ信じていたい。この先にどんな道が広がってるか分からないけど彼らについて行く。思えば今までだってずっとそうしてきた。色々変わっていくことは多いけど、私が自信を持って出来ることは変わらずこれからも好きでいることだけだ。

 

 

きむらー!!!!!ソロアルバム発売決定おめでとう!予約する!!!!!絶対またどこかで会おうね!!!!!

木村拓哉主演ドラマ初回放送日によりによってこんな重たい記事書いてごめん!!!!!

皆さんTBS系秋の新ドラマ、日曜9時〜『グランメゾン東京』よろしくお願いします!!!!!!!!!!

 

 

追記:過去のブログ記事にコメントを下さった皆さんありがとうございます、見るのが遅くなってしまいましたが全部読ませて頂いてます。お返事するにしても時間が経ちすぎてしまったのでこの場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました!

慎吾担sweetieから見た 映画「凪待ち」

前回の記事はこちらhttps://shiiisw.hatenadiary.com/entry/2019/06/22/230850

 

映画「凪待ち」を見た。

 

香取慎吾といえば「いつも明るくて元気な慎吾ちゃん」というイメージを抱く人が多いと思う。

凪待ちで香取慎吾が演じる木野本郁男は、ギャンブル依存症で、ギャンブルにすぐお金を使うから恋人の愛弓に小遣いをもらっていて、その恋人と6年一緒にいるのに「結婚しよう」の言葉も言えない、そんなろくでなしな男だ。

 

どう足掻いても「香取慎吾」のパブリックイメージと「木野本郁男」はかけ離れている。

 

でも、いつも明るくて元気な慎吾ちゃんってだけじゃないのにな と思ってきた私としては、映画の話を聞いた時「やっとこの時が来たか」と本当に嬉しかった。自他ともに認める「パーフェクトビジネスアイドル」で「見てもらわないと死んじゃう」と言う彼だけど、そういう反面自分と向き合う時間がきっと人よりも長い人で、そこから生まれる孤独や苦悩、葛藤、そういったマイナスの感情を長年彼を見てきて感じてきた。もちろん彼は暗いだけの人じゃない。けど明るいだけの人でもない。今まで明るいところを見ることがほとんどだったから、みんなの想像する「慎吾ちゃん」以外の香取慎吾を見てもらえることが嬉しかった。

 

 

 

郁男にとって恋人の愛弓は「生きる術」のような存在だったように思う。ギャンブルをやめて愛弓の故郷・石巻で再出発を誓うも、愛弓は何者かに殺されてしまう。今までも愛弓に内緒でギャンブルに手を出したことはあれど、愛弓の存在がギリギリのところで郁男を踏みとどまらせていた。でもその愛弓を失い、彼は生きる術をも失ってしまった。踏みとどまらせるものが無くなり生きる術を喪った郁男は、ギャンブルにのめり込む。賭けて負けて借りてまた賭けて、の繰り返しで抜け出すことができない。職場でも上手くいかない。喧嘩する。愛弓を亡くしてからの郁男は正直見ていられなかった。ある種の狂気すら感じた。見ていて郁男の感情が流れ込んできてずっと涙が止まらなかった。

 

郁男をただのダメな男にしなかったのは香取慎吾自身の素材が活きた結果のように思う。ろくでなしだけど根っこは優しくて、色気があって、愛おしい。

 

作中では何度か東日本大震災に触れるセリフがある。震災のあとも逞しく生きる人々の姿と、恋人を喪ったあとも生きていく郁男の姿がどこか重なる。

タイトル「凪待ち」のように、愛弓を亡くしてから郁男は凪をずっと待っていたのかもしれない。大時化の中、自身も破壊を繰り返しながら、いつかやってくる凪を。

 

 

辛い場面が多いので軽率に見てとはぶっちゃけ言いづらいところはあるが、木野本郁男が必死に生きた証を劇場までぜひ見に行ってほしい。

慎吾担sweetieの「インハンド」評

前回の記事はこちら

https://shiiisw.hatenadiary.com/entry/2019/06/04/200819

 

ついに「インハンド」、最終回を迎えてしまいましたね〜。毎週の楽しみがなくなってしまい早くもロスです。私にとっては役者・山下智久をじっくりと考える機会にもなりました。彼の出演作は今までいくつも見てきましたが、そういう視点で見てたことがなくて。今日は私なりに「インハンド」評をしていきたいと思います。(評とか偉そうに言ってるけどただの感想です)

 

まず率直にこの人演技上手いなー!というのが1つ。そこにいるのは「紐倉哲」だけど、良い意味で「山下智久」も消えてはなくてちゃんと彼の面影も感じたんですよね。私は専門家でもないし詳しくもないからあくまで個人の意見なんですけど、役者さんが演じる時って演じてる本人の風味みたいなものを感じられる方が面白いしそういうのを"味"と呼ぶのかなと思っていて。SMAPで言うと草彅剛が抜群に上手いんですよね〜。

あと彼は頭が良いから自分が何を求められているのかをしっかり理解できる。公式サイトの撮影裏話もチェックしていたのですが、台本を読んで心情や状況を把握した上で更に監督に色々提案もしていました。そういうクレバーさってすごく大事だと思うし、より良いものを届けたいって山Pらしいなって嬉しくなりました。

 

インハンド全体の流れとして、中盤で紐倉の過去をひも解く回があったのは正解だと思いました。普通のドラマであれば終盤に過去や秘密が明らかになって最終回へ、というのがセオリーのような気がしますが、紐倉や高家、牧野が相手にしていたのは病原体やウイルス、細菌、寄生虫といった人間よりも遥か昔から存在する言わば"自然"の一部であって。最初は各々の利害の一致という点で協力していた3人ですが、自然へ立ち向かって行くには3人とも同じ方向を向いていなければいけませんし、実際中盤から最終章に向けて3人の絆がより深く描かれていた気がします。

そしてエボラは紐倉にとって因縁の存在と言いますか、彼の過去に暗い影を落としている存在です。上手い言い方が見つからないのですが、なんていうか最終章でエボラを克服できてよかったなって。だって紐倉は過去にもエボラによる惨劇を目の当たりにして、相羽村でも同じかそれ以上の現状を見ているのに最終的にはエボラを「隣人」として扱うわけですからね。いつも顕微鏡に向かって「セクシーだね」と言う紐倉に、忌むべきウイルスや細菌、寄生虫がいて欲しくないなと私は思うわけですよ。

 

紐倉哲の脇を固める高家と牧野も、紐倉のキャラに押されずキャラが立っててすごく良かった。ただの脇役じゃなく過去/経緯を見せることで、人間味に溢れて親近感のある存在になりましたよね。

 

紐倉は入谷が命の危険に晒された時、(色々事情や状況はあれど)入谷を救うことができなかった。でも高家のときは自分の手で研究をして虫の力を借りて救うことができた。この対比が過去を乗り越えた紐倉哲を表してるしエモすぎて嗚咽が止まりません。

紐倉は高家に「お前が僕を変えた」と言っていましたが、人となりが変わっても本質は初回から何も変わっていないんですよね。そういう軸がブレない所は山下智久くん本人にも通ずるところがありますし、ドS寄生虫学者をただの変な人で終わらせずどこか人情味あるキャラクターにした感じがします。

 

個人的にズルいなと思ったのが最終回に近づくにつれて紐倉哲が爆裂萌えキャラに変化していったことなんですよ…!正直あんなにかわいい人になると思ってなかった。哲、高家くんのことめっちゃ好きじゃん?かわいい…。9話で高家くんの手のひらの上でコロコロ転がされる哲かわいすぎたし10話では全国に5万人くらい「りょうこ」さんの人口が増えた(当社比)。

藍沢耕作もそうだけど紐倉哲も初恋泥棒しててそろそろ逮捕状出る。人類モテレベルの顔面なんだから一生初恋超えることできなくない?罪な男だわ…。

最終話で高家が倒れて1人研究に没頭する紐倉、入谷のことで思い悩んでいた昔の紐倉に戻ってしまったようで見ていて切なかったです。あと全然関係ないんですけど1番最後のシーンでティアドロップのサングラスかけてたの見ました?やばくない?世界一ティアドロップのサングラスが似合う男だよ山下智久………。レイバンのサングラス買い占めてプレゼントするね………。

 

山Pどうのこうのとかいう以前に脚本が上手すぎてスタオベでした。1話で出てきた衛生仮説、まさか最終話の鍵になるとは…。1話からずっと張り巡らされた伏線がキレイに回収されてマジ最高です(語彙)。脚本上手いなって思ったのってアンナチュラルでお馴染み野木亜紀子さん以来かも。後で調べたら脚本を担当された方の中にコウノドリの脚本を担当されていた方がいて納得。

 

そして山下さんが作詞を手掛けた主題歌・CHANGEですが、ドラマの世界観をそのまま落とし込んだような曲でかっこいいですよねー!動物の鳴き声が入ってるのもインハンドって感じがしますし。食い入るように見すぎて最終回のOP流れてないの気づいてなかったんですけど、EDとして使われてて曲への入りが過去一最高なCHANGEでした。

 

4月から毎週欠かさずリアタイで見続けたインハンド、終わってしまい来週からどうやって過ごせばいいの?という状態が続きそうです。キャスト・スタッフの皆様お疲れさまでした!TBSさん、今後も山下智久くんにドラマのお仕事待ってまーす!

慎吾担sweetieがA NUDEを見た話

前回の記事はこちらhttps://shiiisw.hatenadiary.com/entry/2019/05/27/180000

皆さまへ

前回の記事は感情のまま自由に書きたいことを書いたのですが、自分が想像していた以上に色んな方に読んで頂きとても嬉しかったです。この場を借りて改めて皆様に心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

ひとつ言わせて。そして察して。

A NUDE、見た。

 

あまりのやばさに欠如しまくった語彙力をかき集めて今からブログ書くよ〜!ちなみにどのくらい語彙力が欠如したかと言うと

このくらいです。

 

まずド頭の映像演出で「あ、慎吾だ」ってめちゃめちゃ思った。何が?って言われると上手く表現できないけど細胞レベルでズブズブにSMAPに浸かってる私が言うんだから間違いない。

セットに△がいっぱいあったけど慎吾は気に入ったモチーフ繰り返し使うのとか好きだから「A NUDE」の「A」の形に掛けてるんだろうなと。

当たり前なんだけど他にもありとあらゆるところで「あ、慎吾だ」ってすごく感じるライブだった。あと慎吾、山Pのことすごく好きなんだね…オタクめちゃめちゃ伝わったよ…。実際は長男だけどグループでは最年少で弟気質な慎吾、こちらも長男だけど香取さんの前だとふにゃふにゃになっちゃう山P。何回見ても慎吾が先輩してる姿が新鮮だし、今とても良い先輩してる山Pと比べたらあまりのふにゃふにゃ加減で差が激しすぎて風邪引く。

1個1個に感想書くと大変だし最終的に「とにかく香取慎吾だった」っていう感想にしかならないのでどんなところに香取慎吾を感じたか箇条書きで書いてみた。

・登場シーンで顔を見せない

・スタッズやスパンコールゴリゴリの衣装

・音のつなぎ方

・マジックするところ

・ステッキや椅子、ソファを使ったダンス/演出

・セット(階段)に乗ったままセットごと前にせり出てくる

・サンバ隊

・ステージ下まで入って見せるカメラ

・お客さんをステージに上げる

・セットから落下したように見せる演出  etc

 

山PのライブはUNLEASHEDとA NUDEしか見てないんだけど、UNLEASHED見た時衣装がシンプルすぎてめっちゃびっくりした。SMAPのライブではダンサーの衣装まで手がけてたから多分A NUDEの衣装も監修してたんだろうけど、スタッズとスパンコールゴリゴリの衣装みて「これだよ私の求めていた強さは…」って感じだった。シンプルもいいけどね。

慎吾は曲と曲のつなぎ方がすごく上手くて曲間も全部演出してるところがさすがだなぁと思っているんだけど、A NUDEでもそれは健在でした。曲の最後と次の曲の最初が繋がるような演出大好きありがとう。

もう初っ端から情報量が多すぎて感情に頭がついて行かなくてはだかんぼーあたりでパニック起こして泣いた。マジです。そして夏のオリオンで山Pの思いがすごく伝わってきて涙腺ダム決壊。無理尊い……えぇ子やな山P………

この頃今よりふにゃふにゃ度高くてかわいいね…今はもうちょっとしっかりしてるもんね。

あと山下智久くんさ、「みんなあそこに偉い人いるから〜!」「あ〜香取さんだ〜!みんな香取さんにありがとう言って!」って急に赤ちゃんになるのやめて……母性が爆発して死ぬ………

やっぱりお肌がちゅるんちゅるんすぎるんだけど山Pこの頃からフォトショ使ってる??(使ってない)。   ていうか6年って結構な時間だと思うんだけど肌質維持してる山下さんハンパねぇな……

山Pが「初めてのスタッフ」って言うから気になって調べたら案の定SMAPのコンサートのクレジットに名前が載ってる人が結構いて、慎吾が普段自分たちのコンサート一緒につくってる人達引き連れてきたんだからそりゃああのクオリティになるわ。

 

 

語彙力が欠如するし情緒が安定しない。ここからちょっと一呼吸おいて真面目に話そうと思う。

 

 

私は香取慎吾の「1から100まで自分を理解しているところ」が好きだ。自分を理解しているからできる魅せ方、考え方、すべてがプロ意識の塊で出来ていると思う。

山Pに対しては「1から90まで自分を理解してるけど残りの10はまだ分からない」という風に感じている。残りの"10"は彼の少し天然なところや、好奇心が強くてどんなことにもチャレンジする未知数なところも含まれていると思う。自分と他人では物の見方が違うのは当たり前、だから「山下智久から見た山下智久」と「香取慎吾から見た山下智久」は違う。A NUDEは「山下智久も知らない山下智久」を香取慎吾が引き出した。そう思えたライブだった。

そして分かってはいたけど香取慎吾は私たちの想像の遥か上を行く人だった。SMAPのコンサートはコントをすることもあるし、曲の演出も含めてコンサートという枠を超えた総合エンターテイメント空間だと思っているけど、あくまで山下智久のライブだから自分たちのエンターテイメントには寄せ過ぎず「山下智久のライブ」の範疇を守った上で新しいものを見せていく。同じ演出家だけれどあれはSMAPのライブではなく確かに山下智久のライブだった。努力していることももちろん知っているから天才という言葉だけで片付けたくはない、でもこれを天才と言わず何と言えばいいのか私には分からない。当時からスマヲタの中でも「慎吾担ならA NUDEは見た方がいい」という意見があって、その意味を6年越しに理解できた。

UNLEASHEDから時を遡って見た感想としては、山下智久という人の本質は何も変わっていないということ。MCで「自分たちで探究心と追求心を持って色んなことにトライしていかなきゃいけないよね。 世界では全然ルールが違ったりするから。だから俺も色んなものを見て感じて自分の中でもうちょっと視野を広げていきたいなって」と語っていた山P。彼の視線はこの時既に日本だけじゃなく世界へと向いていて、UNLEASHEDへの繋がりを感じて嬉しくなった。

もう一つ感じたのはいつでもファンへの感謝を忘れないということ。この人はなんでこんなにもまっすぐファンへ感謝の気持ちを届けてくれるんだろう?ファンと言っても彼にとってプラスにならないこともあるだろうに…。山Pが何を思って今までのアイドル人生を送ってきたのか、その全ては本人じゃないとわからないけど、きっと様々な葛藤や苦悩の中でファンに支えられた事実があるのだろうし、これから先もありがとうと彼に言ってもらえる存在でありたいと思う。

 

発売当時は買わなかったA NUDE。私が見るまで6年もかかってしまったけれど、あの時に見ておけばよかった…という後悔はあまりない。私には私なりの「好きになり方」があるし、どう頑張っても過ぎてしまった時間は取り戻すことができないし。でもだからこそ6年前に見ていたら気づいていなかった変化や、反対にずっと変わらないものにも目を向けることができた。好きに正解なんてない。だから今私が感じている好きという感情があればいい。

 

最後になりますが、私が上記で挙げた"香取慎吾イズム"はGIFT of SMAPかMr.Sをご覧いただければ十二分に感じられると思います。特にGIFT of SMAPは MONSTERSも収録されていますので是非。(ダイマ)